今回は【日系と外資系の比較・解説】をしていきたいと思います。
日系と外資系の比較した記事第2弾も書いているのでこちらも参考にしてみてください。
CA(客室乗務職)に応募するとしても日系、海外ベースの外資系、日本ベースの外資系と雇用環境も様々です。
日系と外資系それぞれの企業の文化の違いを理解して、自分に合った働きやすい環境はどれか見ていきましょう!
今回は4点に絞って、説明していきたいと思います。
ベース
ベースとは生活する住居地です。
日本ベースでしたら生活に極端な変化は伴いません。家族や友達にも会えますし、生まれ育った環境で今まで通りの生活ができます。
お給料に関しては、日系はもちろん外資系でも日本ベースでしたら、所得税や住民税が差し引かれます。
結婚を機に海外ベースから日系、日本ベースの外資系航空会社に転職される方もいらっしゃいますね!
海外ベースですと、一から生活を築きあげていく必要があります。ベースの国の言語、文化、宗教など様々な変化に対応していかなければなりません。
最初は分からないことも多く、生活に慣れるまでには時間がかかります。
また家族や友達に会えない、日本に頻繁に帰れなくなるので孤独を感じたりホームシックになることもあります…
ネガティブなことが続きましたが、多くの人が海外生活に憧れるのも確かです!
何より「海外で働く」という経験が積めて、毎日が異文化体験の連続、外国語習得にも繋がります。
会社によっては住居が準備されているところもあります。
お給料も国によりますが、課税されずそのまま口座に振り込まれるところがほとんどです。
日本で暮らすより生活水準が上がる可能性があります。
国によりますが、中東、ヨーロッパ、アジアなど近隣の国に旅行しやすくなります。
担当路線とお客様
航空会社によって国内線、日本と海外の往復、インターナショナルな国際線も担当できるなどと路線も様々です。
それに伴い対応するお客様の国籍も変わってきます。
日系は基本的に日本人のお客様がメインです。どの路線でも日本らしい丁寧できめ細やかなサービスが求められます。
日本ベースの外資系では日本とベース地との往復がメインになります。日本人クルーとしての役割を理解して働くことが重要になります。
外資系では多国籍のお客様に対応します。日本のサービスが外国人のお客様にとって1番良いかというとそうとは言い切れません。言語、文化、宗教の違いを理解してそれぞれに合った柔軟な対応が求められます。
社風
日系は年功序列、上下関係がはっきりしています。
航空会社に限ったことではありませんが、新人の頃は〇〇してはいけない、〇〇しなければならないなどの暗黙のルールもあり、気苦労することもあるかもしれません。
数年経つとキャリアアップする環境が整っています。終身雇用を前提とした日本らしい長く働ける環境も整っていますね。
また訓練やキャリアアップを含め、教育が行き届いていると感じます。日本らしい「新人を育成する」文化も根付いています。
外資系は、日系に比べると上下関係はフランクです。
国籍が混ざるため、人間関係もシンプルで先輩・後輩というより同僚という親しみやすい関係性が築けると思います。
また日系に比べて、個性を生かせる自由でオープンな社風があります。
外資系は日系のように新人を育てる文化は根付いていません。
あくまで自己責任の文化で自分で考え、分からないことは周りに聞くなど主体的に現場で学ぶ姿勢が求められます。
また採用では即戦力になる経験者が好まれたりもします。
年齢や勤続年数でキャリアアップしていくというより、実力社会ですので自発的に行動することで昇進していく場合も少なくありません。
保守的、受け身な姿勢ではチャンスを逃してしまいます。
言語
どこで働くとしても日本人クルーとして美しく正しい日本語を話したいですね。
グローバルな現代ですので、日系・外資系問わず英語は必須です。
外資系では訓練から英語で行われますので、日系よりもさらに実用的な英語力が必要とされます。
ベースの国によっては現地の言語も習得できると同僚やお客様とコミュニケーションが取りやすくなり、働きやすくなります。
いかがでしたか?
今回は日系と外資系の違いを4点に絞って解説しました。
せっかく入社しても社風が合わない、想像してた生活と違うなどストレスを抱えたり、辞めて行く人が少なからずいます。
エアライン志望者の皆様が、自分に合った場所で活躍できますように!
最後までお読み頂きありがとうございました^^
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